こんにちは、emergentです。
2011年になり、無謀にも今年の抱負を「本を100冊読む」と定めたこともあって、せっかくなので新しいブログを立ち上げて記録を付けていくこととしました。
今年最初に読んだのは、昨年末から読み始めた宮部みゆきの作品。山本周五郎賞を受賞した作品ということで宮部みゆきの初期の名作という位置づけのようです。といっても小説ど素人の私にはあんまり関係なかったりしますが。
あらすじは、失踪した女性の行方を追っていくと実は本人ではなく、すりかわった誰かだった…それは誰でなんのためにすりかわったのか、というもの。クレジットカードによる多重債務問題の描写や戸籍の話など法的な話を盛り込みながらも、魅力的な人物描写や目を離さないストーリーのある作品だと感じました。
Wikipediaによると、このミステリーがすごい ベスト・オブ・ベストの1位になった作品ということで、この濃い内容にも納得。まだミステリーを読み始めて数冊なのにいきなりこんな作品を読んでしまってよかったのかと思ったりも…。