電卓の過去と現在〜遺産からけいさん!!へ

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Posted on 23rd 2月 2011 by emergent in 日記

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ウェブ上で電卓の話題なんてめったに見かけませんが、今日はそんな電卓の記事を2件も見ました。どちらもシャープなんですが。

ひとつめ。

シャープの電子式卓上計算機(電卓)<コンペット CS-10A>が『情報処理技術遺産』に認定 | ニュースリリース:シャープ

シャープが世界に先駆けて※1商品化した電子式卓上計算機(電卓)「コンペット CS-10A」が、日本の情報処理技術の発展を示す歴史的文物として、一般社団法人情報処理学会より『情報処理技術遺産』に認定されました。当社の電卓開発の取り組みが高く評価されたものです。

パソコンやらスマートフォンやら言っている今から考えると、単に数字の計算をするだけの機械がこの大きさだったということにまず驚きますが、当時は計算機が卓上に乗るサイズになったというだけで技術革新だったんですよね。そもそもコンピューターという言葉は計算機のことですから、現在のコンピューターを見るとその技術の進化に圧倒されます。ちなみに、この電卓、当時のお値段は53万5000円とのこと。今ならどれだけのものが買えるか…なんて考えるのも面倒です。

ふたつめ。そんな電卓ですが、もちろん未だに職場や家庭で活躍しているのはご存知のとおり。シンプルな機能とインタフェースのおかげで、どんなにPCや携帯電話が進化して電卓機能が統合されても、電卓そのものが完全に存在しなくなるのはまだ先でしょう。そんな電卓に、アニメの世界とコラボしてすっかり堅苦しいイメージがなくなったものが出てきました。

ヱヴァ、けいおん!!、島耕作が登場!シャープの「コラボ電卓」3/11発売 – はてなブックマークニュース

コラボ電卓は、玩具メーカー・バンダイとシャープの共同企画商品として登場しました。電卓本体にはそれぞれの作品のキャラクターがあしらわれており、人気アニメ「けいおん!!」の電卓には、タイトルをアレンジした「けいさん!?」というロゴも描かれています。また付属品として、それぞれの電卓にオリジナルデザインのキャラクターストラップが同梱されます。

ただのイロモノかと思いきや、機能としても充実していてビジネスで利用するのも問題ないそうです。職場で使って趣味がバレる人のを厭わない人にはいいでしょう。あるいは、普段家計簿を付けないけいおん!!ファンの方々も、これを機に家計簿をつけてみるというのはいかがでしょうか。

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