小説を読んでいるとしばしば「かぶりを振る」という表現が出てきます。
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 / 本田直之
時間の使い方には二種類あるとこの本では書かれています。「投資」と「消費」。もちろん、徹底して時間の使い方を考えている著者の薦めるのは前者です。限られた時間をどのように使うか、は社会人になった人には共通の課題だと思います。この本は、そういう課題に対してヒントを与えてくれます。
伝える力 / 池上彰
テレビで引っ張りだこだったが先日引退を発表した池上彰氏の著作。もとは2007年に発行された新書ですが、GALAPAGOSで電子書籍で売っていたので買って読んでみました。タイトルの通り会話や文書で「相手に内容を伝えるためのポイント」が、NHKで記者やキャスターを歴任した池上氏の体験も踏まえて解説されています。
予知夢 / 東野圭吾
東野圭吾の探偵ガリレオシリーズの短編集。本当なら先に探偵ガリレオ (文春文庫)を読むべきだったのかもしれませんが、手元にあったのでついつい。(というか、昨年末に既に容疑者Xの献身 (文春文庫)を読んでしまっているので、もう順番は関係なし!)
ゴールデンスランバー / 伊坂幸太郎
逃げる逃げる、ひたすら逃げる。主人公の青柳雅春は首相の爆殺事件の犯人として、事件発生直後から警察に追われることとなった。街中に個人情報収集の機械が配備された仙台市(という設定)の中で、様々な偶然や必然に遭遇しながらとにかく逃げ続ける。主人公自身、過去の配達ドライバー時代に強盗事件からアイドルを救い時の人となったり、その後痴漢の犯人に仕立て上げられそうになったりですでに有名人。マスコミがテレビで盛んに事件を煽る中、どこまで逃げ切れるのか…。
拝金 / 堀江貴文
GALAPAGOSのメディアタブレットを購入したので、早速何か読んでみようと思いストアを物色したところ、ホリエモンの拝金があったので読んでみました。分量も多くないので割りとさくさく読めて二時間ほどで読了。(これでも遅いかも)
火車 / 宮部みゆき
こんにちは、emergentです。
2011年になり、無謀にも今年の抱負を「本を100冊読む」と定めたこともあって、せっかくなので新しいブログを立ち上げて記録を付けていくこととしました。
今年最初に読んだのは、昨年末から読み始めた宮部みゆきの作品。山本周五郎賞を受賞した作品ということで宮部みゆきの初期の名作という位置づけのようです。といっても小説ど素人の私にはあんまり関係なかったりしますが。